一般社団法人 日本消化器がん検診学会

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お知らせ

新しい認定医制度に向けて(一部変更のお知らせ)

一般社団法人日本消化器がん検診学会
理事長 渋谷 大助
認定医・専門医制度委員会 委員長 松田 一夫

 55巻6号会告「新しい認定医制度に向けて」(P1039)に掲載いたしました掲載内容が一部変更いたしましたのでご案内申し上げます。

 

変更後) 2018年6月30日までの学会入会者は(試験のない)従来の認定医を取得することも可能ですが,2018年7月1日以降の新規入会者につきましては,学会認定医の新規認定は試験による本制度のみとなりますので,本学会認定医資格を取得されるためには試験を経て総合認定医となる必要があります。
変更前) 2018年3月末までの学会入会者は(試験のない)従来の認定医を取得することも可能ですが,2018年4月以降の新規入会者につきましては,学会認定医の新規認定は試験による本制度のみとなりますので,本学会認定医資格を取得されるためには試験を経て総合認定医となる必要があります。

 

 新認定医制度・試験に関する情報は,逐次お知らせいたしますので学会誌,ホームページでご確認をお願い申し上げます。

 日本消化器がん検診学会は,これまで公共の施策である胃がん・大腸がん検診の実施・運営・効果の向上に行政と連携の上,取り組んで参りました。特に本学会が養成する消化器がん検診認定医は,精度管理の要として厚労省の胃がん検診チェックリストにも収載されて居り,公的検診の質を保証する上で中心的役割を果して居ります。御承知の通り,現在,医療の質の確保,受診者である国民に分かり易い,受診の指針になる専門医制度の確立を目指した改革が進行中です。しかし,がん診療に関わる専門医のあり方,特に本学会が対象とするがん検診に従事する医師の質の管理をどの様に行って行くかについては今後の重要な課題となっております。
 本学会では,これまで消化器がん検診認定医の認定に当っては,基本的に検診現場での経験を重視した評価を基に,胃・大腸・肝胆膵の3分野に分けて資格認定を行って参りました。しかし,予防医学の進歩を背景に消化器がん検診を支える検診理論・知識の集積がなされ,また,新時代に求められる消化器がん検診医の在り方も大きく変貌するに至って居ります。
 本学会では,新時代の要請に答える認定医を育成する上で,検診現場での経験に加え,がん検診全般を支える正しい知識と診断能を有していることを評価する新たな認定制度の導入が必要と判断するに至り,新たな学会認定医制度として,この度,「消化器がん検診総合認定医」を立ち上げ,下記の通り,本制度下での認定医試験を実施することと致しましたので,御案内申し上げます。

 

  1. 第1回認定試験:2019年1月20日(日)午後 予定
  2. 試験内容:がん検診の総論と胃・大腸・肝胆膵領域をすべて網羅し,典型的な症例の読影能力も問うものとします。なお各分野の試験前に講義を行います。

 

 なお,2018年6月30日までの学会入会者は(試験のない)従来の認定医を取得することも可能ですが,2018年7月1日以降の新規入会者につきましては,学会認定医の新規認定は試験による本制度のみとなりますので,本学会認定医資格を取得されるためには試験を経て総合認定医となる必要があります。

 既に認定医資格を御持ちの先生方につきましてはこれまで通り,5年毎の更新を行って頂く事で,認定医としての資格を維持して頂けますが,従来の認定医よりも上位の資格である「総合認定医」を取得するため,試験を受験して下さいます様,御案内申し上げます。

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