一般社団法人 日本消化器がん検診学会

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お知らせ

消化器がん検診実態調査ご協力のお願い

2024年9月11日

2024年度(2022年度分)消化器がん検診実態調査ご協力のお願い

一般社団法人日本消化器がん検診学会
理事長  大西 洋英  
(全国集計委員会 委員長)

当学会の全国集計につきまして毎年格別のご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

2021年度分の消化器がん検診、全国集計結果発表にあたり集計委員の皆様はじめ関係機関の皆様には多大なるご協力が得られたことを感謝いたします。

さて、2022年度分の集計につきまして調査をお願いする時期となりました。
今年度の調査開始にあたり準備作業に遅れが生じ、開始が例年より遅くなり申し訳ございませんでした。まずはお詫び申し上げます。

入力に関しては、以前と異なり自治体等への結果報告後の時期であること、入力画面や方法に難があることなどについて今後とも改善を続けてまいりますのでよろしくお願い申し上げます。

特に、職域への受診者移行があり、これらの実態を把握することが急務となっております。さらなる入力操作の改善、操作手順マニュアルの改善を準備しデータの拡充につなげる所存でおりますので、お気付きの点がありましたら事務局にご一報いただければ、今後の改善に活かしてまいります。

転載許諾について

集計データの図表などを転載ご希望の方は、こちらをご確認ください。

倫理指針について

平成29年度、個人情報保護法の改定がおこなわれ「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の改定も示されました。本集計事業における調査と研究にあたり再度、情報内容とその取り扱いについて確認を行い、提供を受ける情報が新医学系指針における「匿名化されているもの(特定の個人を識別することができないものに限る。)」に該当することを踏まえ「さらなる手続きは不要」との結論を得ています(注記、参考資料 1・2)。すなわち、新しい倫理指針でもインフォームドコンセントに関する手続き及び新たな倫理審査は不要とされています。

  • 2024年度の調査以降は個票については生年月日を除外し、さらに一覧の表示制限を設けて匿名化処置の強化を行いました。各検診機関に置かれましても匿名化の定義を含め、情報の安全管理についてガイダンスを御一読くださり万全の対応をお願い申し上げます。また、匿名化した情報の提供時に提供に関する記録作成と機関の長の把握が必要であることを付記し致します。(参考資料1)
  • 一次検診機関から二次検診機関への結果問い合わせ時には患者同意の必要性はないとの方針が示されています。(参考資料3)
  • 平成30年4月に施行された臨床研究法において、本研究・調査は当該の特定臨床研究に当たらないと判断しています。(参考資料4)

注記)本学会の「全国集計調査」は学会の定款に定めている「消化器がん検診に関する実態調査研究」の一環として実施する学術研究(領域:疫学研究)と位置付けられ、平成17年に日本疫学会の倫理審査委員会において承認を得ております。また、本調査においてご提供いただく情報は「匿名化されているもの(特定の個人を識別することができないものに限る。)」に相当し、施設外に位置づけられる調査事務局(本学会事務局)に送付される患者の情報から当該患者を同定することは不可能であり、学会事務局から施設に対して、個別の患者に関する問合せを行わないことを明記いたします。日本消化器がん検診学会は、個人情報保護法を遵守し、ご提供いただいた情報につきましては、上記の調査研究以外には一切使用いたしません。

参考資料
  1. 「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(本学会発表や抄録作成、また論文投稿において遵守すべきこと)」
    一般社団法人 日本消化器がん検診学会(2024年1月22日)
    https://www.jsgcs.or.jp/files/uploads/rinrishishin2024.pdf
  2. 「研究責任者向けチェックリスト—平成29年5月29日までに着手された研究」
    文部科学省研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室(2017年4月10日)
    https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10600000-Daijinkanboukouseikagakuka/0000156611.pdf
  3. 「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」に関するQ&A(事例集)
    厚生労働省個人情報保護委員会事務局(2024年3月27日一部改正)
    https://www.ppc.go.jp/personalinfo/faq/iryoukaigo_guidance_QA/
  4. 臨床研究法について
    厚生労働省政策について健康・医療分野 医療

    https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000163417.html

オンライン入力について

オンライン入力に際しての操作要点は、入力操作マニュアルにてご説明申し上げますが、以下の点にご留意ください。

1. オンライン入力に際して内容を簡素化し操作マニュアルや参考資料(付帯表示やダウンロード)も用意致しました。また、入力表はできるだけ既存のものと表示を揃えております(ABCD 表)。数値のエラー表示は従来よりも少なくなっており、入力も項目を選んでの入力となりますので誤入力に注意をお願いします。
2. セキュリティに関しては開発会社と協議を重ね、十分なものとしております。
3. 協力施設間で複数施設の取りまとめ入力を想定して取りまとめ入力用のツールを用意しました。
4. 超音波検診については日本超音波医学会、日本人間ドック学会と判定マニュアルについて共通基準を設け、より本集計に参加しやすくなっています。
5. 2022年度全国集計の結果は2025年6月の第64回総会(旭川)で発表の予定です。

以上

ご入力に際してのご注意

1. ご入力担当者は、その年の入力操作マニュアルに目を通してください。こちらを確認すれば、ほぼお間違いはなくなるかと思います。
2. 胃・大腸・超音波・内視鏡検診の性・年齢階級別成績に数値を入力しましたら、必ず保存ボタンを押してから次へ進むようにしてください。保存ボタンを押さずに次へ進めてしまうと、その時点では画面上に残っていますが、保存されたことにはなっていないため、後日、確認した際に、入力した内容がすべて消えていることがありますので、どうぞご留意ください。
3. 性・年齢階級別成績で入力した全受診者数については、カテゴリ―判定結果が必要です。カテゴリーがわからない場合はカテゴリ―不明として報告ください。
なお、カテゴリー判定結果の人数が0の場合でも、保存ボタンは必ず押すようにしてください。
4. すべてのデータ入力が完了しましたら、必ず入力データチェックを行なってください。
入力データチェックを行わないと、プログラム上、データを提出したことにならず、その年の協力がなかったことになります。
入力データチェック後に、
入力データの確認がとれました。すべての調査にご回答いただいた場合はログアウトしていただいて結構です。
上記の文章が表示されましたら、その年の集計データの提出が完了したことになります。
5. 偶発症の記入について以下の点にご注意ください。
鼻出血の取り扱いについて
ファイバーのこすれなどで鼻甲介にみられる僅かなにじみ出血であれば偶発症として扱う必要はございません。

登録 I D 一本化についてのお知らせとお願い

 

    入力実施期間:2024年9月11日(水)正午~12月27日(金)迄

2017年度7月より胃癌、2018年度10月より大腸癌の取扱い規約が改訂されました。
それに伴い、調査票の内容を一部変更いたしましたので、今後は下記の改訂版をご使用くださいますようお願い致します。(超音波調査票には大幅な変更はありません。)
【改訂版】胃・個票 【2022年度版】大腸・個票 超音波・個票
内容を見直しました。
今後は2022年度版の個票をご使用ください。

2016年度より全国集計資料集は廃止となり、ホームページ上(PDFファイル)での閲覧のみになりました。
下記のリンクより閲覧ください。

 本件に関する問い合わせ先
 〒112-0014
 東京都文京区関口1-19-2 第2弥助ビル3階
 一般社団法人日本消化器がん検診学会
 全国集計委員会
 E-mail:info@jsgcs.or.jp

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