一般社団法人 日本消化器がん検診学会

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お知らせ

専門医制度への移行と胃がん検診チェックリストの学会としての対応について

一般社団法人 日本消化器がん検診学会
理事長 荒川 泰行
認定委員会 委員長 大石 元

会員の皆さまには9月号(45巻5号)にてお知らせいたしましたとおり,厚生労働省中間報告「市町村事業におけるがん検診の事業評価の手法について(胃がん・子宮がん・乳がん・大腸がん検診)」において掲載された胃がん検診チェックリストでは読影に従事する医師については,本学会の研修を修了し,認定取得を目標にしていること,読影は原則として1名は本学会認定医とするとなっております。
そこで,認定委員会では専門医制度への移行準備とともに現場の検診事業の混乱を避け,検診の精度向上を図るため移行措置の検討を行い,このたび下記のとおり決定いたしましたのでお知らせいたします。
なお,この経過措置は胃区分のみ,平成21年度認定医申請時より適用され,大腸・肝胆膵区分の取得に関しては専門医制度への移行までは従来どおりであることをご留意ください。
認定に必要なNPO法人日本消化器がん検診精度管理評価機構の講習会については追ってご案内いたします。

 

経過措置として,平成20年6月30日以前に学会に入会された者で,胃がん検診実務に充分な期間※携わっていると証明された者は,現行の認定医認定基準5「本学会誌及び他の学会誌などに,申請区分毎の各2編以上(本学会誌に発表された論文1編を含む)の消化器がん検診に関する論文を発表していること(発表抄録でも可)」である条件のなかで胃区分に限って,論文の提出が免除され認定医を取得できる。
但し,総会時の「医師認定研修会」およびNPO法人の講習会を受講することとする。さらに原則として,本人の所属機関が全国集計調査に協力することを前提とする。

 

以上

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